お役たちコラム
ファクタリングを騙った悪徳会社に要注意!
- 2022.06.17
- ファクタリング
ファクタリングをサービスとして提供している業者の中には、利用者を巧妙な手口で
だまして金銭や権利、情報を奪い取る悪徳業者も存在します。
悪徳業者はどのような手口で、どのような被害を生み出すのでしょうか。
本記事では、悪徳ファクタリング会社が使う手口や特徴のほか、信頼できる
ファクタリング業者の見分け方の見分け方をご紹介します。
ファクタリングに見せかけた悪質な手口
前提として、ファクタリング自体は違法行為ではありません。
違法行為となるのは、
「給料ファクタリング」「債権回収の義務を負わされる」「高額な手数料」
の3点が挙げられます。
それぞれについて詳細を下記でご説明します。
給料ファクタリング
給料ファクタリングとは個人ができる資金調達のことで、給与を債権として譲渡したり債権を譲渡されたりした第3者への給与を支払いするサービスのことを指します。
簡単にまとめると、勤務先から受け取る予定である給料を支給日前に現金化するサービスです。
近年行われた裁判の結果では、買い取った債権の代金回収を借主が行う場合、買い取りではなく担保と同じ性質となり、融資と体系が変わらないため賃金業と同じに捉えられることとなり、有罪の結果となりました。
債権回収の義務を負わされる
ファクタリングをサービスとして提供している会社は、債権回収不能のリスクを負わなければなりません。
もしも何らかの理由で利用者が返済不可能になった場合は回収することができず、また利用者に債権を回収させることは賃金業にあたるため違法行為となります。
そのような行為を強要する業者は悪徳業者であると言えます。
高額な手数料
悪徳業者が提供するファクタリングサービスは、手数料が高額になる傾向にあります。
一般的に経営が安定していたり業績が好調であったりする場合は、回収不可能のリスクが下がるため、手数料も下がる傾向にあります。
しかし悪徳業者のファクタリングサービスはいかなる状況でも手数料が変わらない、もしくは高い割合に設定されることがあります。
・ファクタリング悪徳会社の特徴
悪徳なファクタリング業者の特徴として挙げられるのは、営業所や事務所、電話回線がない点が挙げられます。
これらは「許認可」と呼ばれ、ファクタリング業者はそれらが不要で、利用者とのやり取りには携帯電話が使われることが多い傾向にあります。
また、先述の通り高額な手数料が発生する業者も悪徳業者と言えます。
審査基準があいまいだったり、契約書の内容が賃金業と同様のものだったりする場合も悪徳業者である可能性が高いため、サービス利用時は細心の注意を払い、書類は入念に目を通しましょう。
・信頼できるファクタリング会社の見分け方
信頼できるファクタリング会社は、悪徳業者とは逆に下記の特徴を持ちます。
- 事務所や営業所、電話回線がある
- 運営状況が良くなると手数料が変動する
- 契約書の内容が賃金業に抵触しない
契約書について、ファクタリング会社と利用者の間で結ばれる契約は
「売買契約」になります。
信頼できるファクタリング会社は売買契約を締結しますが、悪徳業者は
「金銭消費貸借契約」を締結しようとします。
先述の通り、契約時に提出を求められる書類には入念に目を通しましょう。
おわりに
本記事では、悪徳ファクタリング業者が使う手口や特徴のほか、
信頼できるファクタリング業者の見分け方の見分け方をご紹介しました。
悪徳業者は給料ファクタリングを行う、債権回収の義務を負わされる、
手数料が高いといった特徴を持ちます。
また、悪徳業者は営業所や事務所、電話回線を持たず、利用者との間に
「金銭消費貸借契約」を締結させようとします。
借り入れ後に大損をしないように、細心の注意を払って信頼できる
ファクタリング業者を見極めましょう。
申し込みには無料で行える、資金調達シミュレーションが便利!
調達可能額がカンタンにわかるとともに担当スタッフによる無料相談も行えます。
\ 最短3時間でご入金まで手続きすることが可能となりました /
WEBで全て完結!オンラインファクタリング
弁護士ドットコム株式会社が運営する日本の法律に特化した電子契約サービス『クラウドサイン』を導入しております。