お役たちコラム
ファクタリングの手数料の相場と安く抑えるポイント
- 2022.06.09
- ファクタリング
ファクタリングとは、企業や個人事業主が事業活動においてお金が必要になった際に利用される金融サービスです。
さまざまな会社や団体が提供するファクタリングサービスには、いずれも手数料が設けられていますが、サービスにより手数料率が異なります。
本記事では、ファクタリングの手数料の相場と、安く抑えるためのポイントをご紹介します。
ファクタリングの手数料の相場
一般的にファクタリングの手数料は1.0%~20.0%に設定されています。
詳細は後述しますが、手数料が決まる要因は取引方法や売掛債権額などが要因で決定します。
ファクタリングの手数料は、「基本手数料」「登記費用」「ファクタリング会社の事務経費など」に分類されます。
下記、それぞれの要素についてご説明します。
登記費用
ファクタリングでは二重譲渡を避けるために「債権譲渡登記」を契約条件の中に含む場合があります。
譲渡債権登記の際には司法書士報酬:5~10万円程度、登録免許税:7,500円が必要となります。
ファクタリング会社の事務経費など
ファクタリング会社が契約に関する事務作業を行った際に発生した費用を指します。
会社によっては高額な事務経費を請求することもあるため、もしも不透明な請求だと感じられたら納得するまで質問しましょう。
基本手数料
ファクタリング会社が得る利益を指します。
上記より、会社によって異なる費用が発生するのは「ファクタリング会社の事務経費など」と「基本手数料」です。
これらの割合や金額を高く設定している場合、手数料も高くなります。
そのため、さまざまな企業を比較して同じ条件で最も手数料が低い業者を選びましょう。
ファクタリングの手数料が決まる要因
こちらでは、ファクタリングの手数料が決まる要因についてご説明します。
二社間・三社間取引
ファクタリングには二社間取引と三社間取引があります。
二社間取引とはファクタリング会社が利用者とやり取りを行う方法で、売掛先に連絡をしない形式の取引です。
売掛先に連絡がいかない点はメリットと言えますが、手数料が高い点には注意が必要です。
三社間取引とはファクタリング会社が利用者と売掛先の両方とやり取りを行う方法で、ファクタリング会社が売掛先に連絡しますが、手数料が低い点が特徴です。
売掛先の信用
ファクタリングとは、まだ回収していない債権を売掛先から買い取ることを指します。
しかし、確実に債権を回収することができる保証がないため、もしも回収できないリスクが高い売掛先だった場合はリスクを加味した手数料となるため、高額になる可能性があります。
債権額
ファクタリングの手数料は債権額によって変動することがあります。
売掛金が上がると回収不可能のリスクが高くなるため、手数料もそれに比例して高くなります。
利用回数
ファクタリングの際には信頼関係が重要視されます。
そのため、初回よりも2回目の方が信頼関係を構築することができているため、手数料を低く抑えることができる場合があります。
ファクタリングの手数料を安く抑えるポイント
ファクタリングの手数料を安くするためには、下記のポイントを抑えましょう。
- 三社間ファクタリング
- 売掛先が信用できる企業であるという証拠を提示する
- 複数のファクタリング会社から合い見積もりを取る
まとめると、ファクタリング会社からの信頼を獲得し、最も手数料が低いものを選ぶことでファクタリングの手数料を安く抑えることができるということになります。
おわりに
本記事ではファクタリングの手数料の相場と安く抑えるためのポイントについて解説しました。
ファクタリングの際にかかる手数料の中には登記費用や事務経費、基本手数料が含まれます。
自社に適したファクタリング方法を選び、ファクタリング会社からの信頼を獲得することでお得に資金を調達しましょう。
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