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ファクタリングを利用する際におさえておくべき注意点まとめ
- 2022.11.17
- 資金調達
ファクタリングを利用する際におさえておくべき注意点
いつもラインプロフェクトのコラムをお読みいただきありがとうございます!
ファクタリングは、売掛金を得意先から入金される前に得ることができるサービスで、ファクタリング会社に売掛金を受け取る権利を売却することで得られます。
ファクタリングを行う際には、どのようなポイントに注意をする必要があるのでしょうか。
本記事では、ファクタリングを利用する際におさえておくべき注意点をまとめてご紹介します。
手数料が高額になる可能性がある
ファクタリングを利用する際、売却する債権の金額に対して一定の手数料が発生します。
金融業者であれば「利息制限法」によって手数料の最大値が設けられていますが、ファクタリング会社は金融業者には該当しないため、手数料が高く設定されていることがあります。
手数料を確認せずに契約を締結した場合、ファクタリングを利用しても手元にほとんど現金が残らないということもあります。
事前に手数料はどのくらいに設定されているのか、確認しておくようにしましょう。
債権の全額を買い取ってもらえないことがある
ファクタリング会社が債権を買い取る際には、回収不可能となるリスクを考慮して、本来の評価額から一定の割合で減額します。
この減額する割合を「掛目」と呼び、一般的には売掛金全額ではなく、売掛金の80~90%程度で支払う金額を算出します。
そのため、先述の手数料も加味すると、手元に入る現金はさらに少なくなります。
取引先からの印象が悪くなる可能性がある
ファクタリング会社は、利用者の得意先に対する売掛債権を購入し、得意先からファクタリング会社に入金が行われます。
そのため、得意先にファクタリング会社を利用したことが発覚してしまい、「資金繰りが苦しいのかな?」と思われる可能性があります。
得意先によってはファクタリングを行う仕入れ先にリスクを感じることがあり、取引を停止されてしまう可能性があるため、ファクタリング利用時には注意しましょう。
売掛先が倒産するリスクがある
ファクタリングを利用して現金を入手したあと、得意先が債権の期日前に倒産してしまうと、ファクタリング会社にお金が支払われなくなります。
そのような状況になった場合、ファクタリング会社によっては利用者に対して支払いを求める「償還請求(さいかんせいきゅう)」を行うことがあります。
償還請求は利用者の資金繰りに大きな影響を与えるため、契約前に償還請求の有無を確認しておきましょう。
ただし、ファクタリングは債権の譲渡を行うビジネスであるため、一般的なファクタリング会社では倒産や債務不履行といったリスクはファクタリング会社が負わなければなりません。
悪徳業者だった
利用者に不利なファクタリングサービスを提供している悪徳業者には、下記のような特徴があります。
- 契約したにも関わらず入金されなかった
- 手数料が提示価格と異なっていた
- 償還請求の際に、近隣住民の迷惑になるような取り立てが行われた
- 一方的に不利な条件で契約を締結させられる
- 担保を要求される
先述の通り、ファクタリング会社は金融業ではないため、資本金さえあれば悪徳業者を含めて比較的簡単に設立することができます。
契約を締結したら悪徳業者だったということもあるため、契約前には複数の業者に声を掛けたり、インターネットで評判などを確認したりしましょう。
おわりに
本記事では、ファクタリング会社を利用する際におさえておくべき注意点をご紹介しました。
ファクタリング会社を利用する際、下記のポイントに注意しましょう。
- 手数料が高額になる可能性がある
- 債権の全額を買い取ってもらえない可能性がある
- 取引先からの印象が悪くなる可能性がある
- 売掛先が倒産するリスクがある
- 悪徳業者だった
これらのリスクを避けるために、ファクタリングを行う際には複数の業者に声を掛けたり、インターネットでファクタリング会社の評判を調べるなどしましょう。
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