お役たちコラム
ビジネスローンのメリット・デメリット
- 2022.06.03
- ビジネスローン
開業資金や設備投資の費用が足りない場合、企業は融資や投資といった方法で、外部から資金の調達を行います。
資金調達の手法には、「ビジネスローン」というものがあります。
本記事ではビジネスローンのメリットやデメリット、ほかの資金調達方法との違いについてご紹介します。
ビジネスローンとは
ビジネスローンとは、銀行や信販会社などがサービスとして提供している、企業が資金を調達する方法のひとつです。
借り入れた資金の用途には開業や設備投資、新規事業の立ち上げ、取引先への支払いといった、企業の運営資金になります。
借り入れを行うことができるのは法人や個人事業主といった団体で、個人はサービスを利用することができません。
審査基準はサービスを提供している団体によりさまざまですが、いずれの団体でも事業状況や実績、信用情報、提出書類は重要視されます。
ビジネスローンのメリットとして、銀行や投資家からの投資・融資よりも審査基準が低い点が挙げられます。
たとえば、一部上場を目指さない場合は出資を受けることができないベンチャーキャピタルのように、特定の条件が設けられていないことがあります。
また、ビジネスローンは申し込みから融資までにかかる日数が短いため、必要な時に融資を受けられるスピード感を保有しています。
一方、ビジネスローンを利用する際には、ほかの投資・融資サービスと比べて金利の高さや借入限度額の低い点には注意が必要です。
ビジネスローンと他の資金調達方法の違い
こちらでは、ビジネスローンとほかの資金調達方法との違いについてご説明します。
ビジネスローン | 銀行融資 | 公的融資 | カードローン | ファクタリング | |
金利・手数料 | 5.0~18.0% | 1.0~18.0% | 0.3~2.8% | 6.0~18.0% | 買い取り金額
×1.0~30.0%程度 |
資金調達期間 | 最短で即日 | 即日~5営業日 | 1ヶ月程度 | 最短で即日 | 最短で即日 |
調達可能な限度額 | 500~
1,000万円 |
数百万円~
1億円程度 |
7,200万円~
7億2,000万円 |
1,000円程度 | 現在所有する
売掛債権と同額 |
審査基準 | ほかの金融機関
よりも通りやすい |
銀行の規模によりさまざま | ほかの金融機関
よりもやや厳しい |
ほかの金融機関
よりも通りやすい |
銀行融資よりも
通過しやすい |
比較結果より、ビジネスローンはほかの金融機関と比べて金利・手数料が高く、調達可能な限度額が低い代わりに審査を通過しやすく、資金調達までの期間が短い点が特徴です。
同じような条件を持つカードローンと比較すると、少し手数料が低くなる可能性があります。
こちらの比較結果を参考に、自社に最も適した資金調達方法を検討しましょう。
たとえば、今後高額な投資が必要な新規事業を立ち上げる場合、高額の融資を受けることができる銀行融資や公的融資を利用しましょう。
また、当月の取引先への支払いが遅れそうな場合はすぐに資金が必要なため、ビジネスローンやカードローン、ファクタリングを利用するなど、シチュエーションによって融資方法を変えることで、金銭面、融資期間を効率よくすることができます。
さまざまな融資方法を利用するためには、現在融資を受けている先への遅延が無いようにし、収益を上げられるように経営状況には常に気を配り、悪い点があればすぐに改善しましょう。
申し込みには無料で行える、資金調達シミュレーションが便利!
調達可能額がカンタンにわかるとともに担当スタッフによる無料相談も行えます。
おわりに
本記事ではビジネスローンのメリットやデメリット、ほかの資金調達方法との違いをご紹介しました。
ビジネスローンとは、銀行や信販会社などがサービスとして提供している融資のことを指します。
特徴としては、ビジネスローンはほかの金融機関と比べて金利・手数料が高く、調達可能な限度額が低い代わりに審査を通過しやすく、資金調達までの期間が短い点が挙げられます。
融資にはさまざまな方法があるため、金額や借入までの期間を考慮して最適なものを選びましょう。
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